サムソン工房(Samson Paris)の陶製花飾りベースのペアでございます。
19世紀末フランスのパリでつくられた、揃いの小さな花器です。
白磁の器に色とりどりの花模様の絵付けと貼花装飾、そして金彩の縁取り。
とても華やかで愛らしく、繊細なハンドワークと土の温もりもしっかりと伝わってきます。
底にはマイセン窯に見られるようなマークが有り、サムソン工房が1885年から使っている独自の窯印として製造時期を知ることができます。
サムソン・パリ(Samson Paris)は、19世紀初頭のパリに工房を構えて以来、今尚続く老舗工房で、現代では骨董修復のスペシャリストとしてもまた存在を深め続けています。
年代:1880-1910年頃
状態:一部花びらに欠けがございますが、その他は、デリケートなお品にも関わらず、良好な状態が保たれています。
高さ 5.8cm 直径 6.8cm
※当品は現在フランス、パリの倉庫にございます。商品の入荷まで1-3週間程度頂いております。なお、年末年始などの繁忙期、悪天候、通関手続き等により到着前後する場合がございます。
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