アールヌーボー期の色ガラスベースでございます。
虹色の色ガラスは、19世紀後期にオーストリアのLoetz（ロエツ）やアメリカのL.C.Tiffany（ティファニー）によって開発されて以来、製造過程における高度な技術と、何より魅惑的な光りが高く評価され、ガラス芸術に欠かせない存在となっていったそうです。
こちらのアートベースに使われている虹色ガラスも、同種の高度な製法が認められる貴重な一品です。
さらに、ガラスを伝い絡みつくような枝葉は、ギルトブロンズ彫刻によるものですが、表現力の強さに惹き込まれ本物と見まがうほど！
燻されたような七色の壁面とマットなギルトが見事に一体化した、何とも味わい深いアートベースです。
底面には、ギルトブロンズの彫刻装飾で名を残す工房、“A BEAUDOUIN Paris”所在地を示すステッカーが、当時のまま残されています。
年代：1900年頃
状態：経年にも関わらず、非常に良好な状態が保たれています。
直径 7.5cm 高さ 16cm 重量 475g
※当品は現在フランス、パリの倉庫にございます。商品の入荷まで1-3週間程度頂いております。なお、年末年始などの繁忙期、悪天候、通関手続き等により到着前後する場合がございます。
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